アンドロメダエチオピアコーヒーの飲めるカフェ

アンドロメダエチオピアコーヒーが飲めるカフェはいろいろな場所にあります。

まずは、一番レアなかカフェから紹介しましょう。カフェルート48です。このカフェについては、店長さんの大野さんにも文章を書いていただいたのでそのまま紹介します。

 

カフェルート48 チオピアから東北へ

はじめまして、有限会社ひかりの大野公です

東日本大震災がおき、NPO高麗のボランティアとし、復興支援に携わるなか、蝦夷と阿弖流爲を知りました。誇り高く美しい精神にふれ、私ははじめて東北人としての誇りと自信を取り戻しました。山形県東根市にオープンしたカフェは 東北で誇り高く美しい精神を基準に仕事を作りたくて始めました。

このカフェは小中学の同級生が嫁いだ観光果樹園の2階にあります。偶然にもご主人は高校の先輩でした。ご夫婦曰く、元々カフェをやりたくて準備をしていたみたいです。人手が足りず出来ないでいたところに私が、どっかカフェができるところがないかなと聞いたのがきっかけで、ここでやればということになり、月に4日ほどですが、旬の果物を使ったスィーツと被災地にある焙煎工場で焙煎したアンドロメダエチオピアコーヒーをお出ししていました。

一階の果物を箱詰めしたりする作業場から狭い階段を上がります。

右手に倉庫、奥には従業員の休憩所があり、カフェの入り口は左に曲がったところにあります。

カフェに入ると明るい別空間になっており、かなり広く、右半分は全面窓で、左側は、果樹園のご主人の収集品の絵画や器が展示されています。

まず、たいがいの方はギャップに驚きます。

作業所の名残の蛍光灯ですが、窓が多いせいか、非常に明るい店内です。

テーブルは4つ、それぞれ4脚の椅子があります。

畳も敷いてみたことがありますが、ちょっと不便なのでやめました。

窓の下はさくらんぼのハウスです。さくらんぼの季節には一面のさくらんぼ畑を見ることが出来ます。背景には山々があり、季節ごとに表情が変わり豊かな気持ちになります。ひときわ目をひくのは黒伏山でしょう。何しろかっこいい山ですから、すぐ分かりますよ。西側にひとつある窓からは美しい夕焼けが見えます。西陽にまどろみながらアンドロメダエチオピアコーヒーを飲むひとときは格別です。冬は一面雪景色になります。木枠の中に囲炉裏があるもので可動式の囲炉裏といえば想像していただけると思います。山形鋳物の鉄瓶でお湯を沸かして、コーヒーを淹れます。鉄瓶で沸かしたお湯でコーヒーを淹れると、とても柔らかくはいります。不思議ですね。

月に4日しか開いていないのにもかかわらず、予想以上のお客様にいらしていただきました。

まず、この辺の方は飲んだことがないコーヒーなので、どんな反応するかなと、不安でしたが、このコーヒーは今まで飲んだことない味で、しかも美味しいとか、また飲みたくなってつい来てしまいますとか、ある方は盛岡に旅行に行った時にたまたま出店していた方からアンドロメダエチオピアコーヒーを購入し、大変美味しいのでどうしたら買えるかと思っていたら、これもたまたまカフェルート48のお客様が同僚にと購入されたその方だったとか、飲まれた方のほとんどが、帰りにコーヒー豆を買ってくださいました。思い返せば、私はコーヒーにはミルクと砂糖を入れないと飲めないタイプでしたが、アンドロメダエチオピアコーヒーを飲み始めてからはブラックで飲めるようになりました。まず、嫌な酸味がないこと、香りがフレッシュであること、当然味もフレッシュで透明感のある深みであるということだと言えます。このアンドロメダエチオピアコーヒーを東北中に広めたくて山形や秋田、宮城のマーケットなどにもたくさん出店する予定でおりましたが、オープンして、半年くらい経った頃、npo高麗の代表の高麗恵子さんから仙台にお店を出すので、ケーキを作って欲しいと依頼を受け翌年7月より仙台に常駐することになり、カフェルート48はしばらくお休みせざるを得ないことになりました。

一階の果樹園の店頭にはアンドロメダエチオピアコーヒーは置いてあり、ウエルカムコーヒーにも使っていただいています。

 

コーヒー発祥の地、エチオピアの誇り

アンドロメダエチオピアコーヒーはNPO高麗が豆を直輸入しています。「アンドロメダエチオピアコーヒー」は野生の森で果樹や野菜と共に育つ野生のコーヒー豆です。熟した豆だけを一粒一粒ハンドピックで収穫し、水洗いされた最上級の品質です。エチオピアでは、コーヒーは体の調子を整える薬として古より愛されてきました。東北復興支援の一環とし、平成30年3月11日に設立された宮城県亘理郡山元町NPO高麗コーヒー焙煎工場「結工房」にて、いだきしん先生が特別に焙煎されています。

 2001年にエチオピアアディスアベバにて開催されました 「いだきしん天命コンサート」がきっかけで、「体に良いものを良いままに、美味しいものを美味しいままに伝えて頂ければありがたい」とnpo高麗代表の高麗恵子さんが依頼を受け喜び引き受けたと聞いております。

ここからアンドロメダエチオピアコーヒービジネスがはじまりました。

私は身体にも良く、美味しく、エチオピアの支援にもなるという矛盾のないコーヒービジネスに感動し、代理店として参加しています。現在は宮城県山元町にある結工房にていだきしん先生が焙煎したコーヒー豆を全国に届けたい気持ちです。

 

続いては2018年3月11日にオープンした結工房を少し詳しく紹介します。

結工房は、仙台駅から常磐線で約40分の山下駅を降りるとすぐのところにあります。後ろには小学校があり、隣はクリーニング屋さんとラーメン屋さんがあります。向かいにはスーパーがあります。結工房の中には、焙煎機がある焙煎工場、パンやケーキを作れる本格的な工房、約40席のカフェ。カフェは本当に明るくて、カーテンは高麗恵子さんが染めたマーブリングの世界で同じものが無い唯一無二の柄がそれぞれにドラマチックで美しく、別次元の空間を作り出しています。椅子じたいは、切り株のような木の良さをそのまま生かした丸い椅子に、マーブリングのかわいいお座布団が載っています。背もたれが付いている椅子もあります。椅子の背もたれは、皮でできていて、茶色で模様が描かれていますが、このインクになるものがとても特別なものなのです。焙煎の時にコーヒー豆を最終でハンドピックして、だめなコーヒー豆は取り除くのですが、この取り除いて捨てるしかない豆をとても濃く焙煎してこのコーヒー豆を煮出したお汁を筆にとり、高麗さんが目に見えない世界を描かれるのです。せっかくエチオピアから来たコーヒー豆を一つでも無駄にせず生かすために考えられた作品です。その描かれたコーヒー色の模様にラインストーンをこれも見えない世界を表現される配置で置かれます。この茶色いコーヒー色はなんとも深みがあり、時がたてば立つほど味がでるのではないかと感じる作品です。他にも高麗さんが作られる作品は、いろいろあります。マーブリングのポーチや、ワンピース、Tシャツ、ベネチアンネックレス、ブレスレット。結工房にも展示してあり、NPO高麗の活動主旨に賛同された方が寄付をされた御礼にいただく物です。売り物ではなく、寄付金の御礼にと高麗さんが作られたものです。一番初めは、布の台いラインストーンを配したペンダントやループタイを作られました。それは、レバノンが爆撃され高句麗伝説コンサートを2005年に開催し大成功を収めた功績をたたえて高麗さんが永久名誉市民になっておられるティール市に大きな被害があった時に、現地に行きたくても行けず行ったとしてもできることがあるのかどうかわからずかえって足手まといになるのでは、と考えられ、千人針のような気持ちで戦地のことを考え始められたのがきっかけです。

結工房のケーキについては、いちぢくのタルトなど、季節のタルトがあることが多く、和栗のモンブランは栗の味がしっかりしています。ゴルゴンゾーラのチーズケーキは濃厚なお味ですが、深めのコーヒーリムを相性が良いと感じます。りんごの季節には、タルトタタンも素晴らしく美味しくて、いちごのショートケーキは岩佐さんのいちご農園のいだきしんサウンドを聞いたいちごとふわふわの米粉生地、そして上質な生クリーム。チョコレートのケーキも色々と変わります。クラシックショコラもあれば、オペラや生クリームを添えて出てくるウィーンの代表的なザッハトルテ。柑橘系なら、デコポンのタルトや清美オレンジのタルト。焼き菓子は、一番人気は4種の木の実のフロランタンです。かなり贅沢に木の実を使って仕上げてありボリュームもたっぷりあり、大きな満足感が得られます。全て小麦粉は使わずグルテンフリーです。米粉を使ったここでしか食べられない贅沢なケーキとコーヒーです。

他にも京都の八坂の塔の下にある、2階建ての高麗ギャラリーカフェは1階がカフェで2階には着物や羽織、和装小物や高麗さんのかかれた書、いだきしん氏が作られた器などが展示されています。この建物は京都の町屋風の建物で、1階のカフェの奥には、すばらしい中庭があります。そこに身を置くだけで心清められるような気持ちの良い空間です。ふと見上げれば聖徳太子建立の5重の塔、八坂の塔が見え、太古の風を感じる空間です。このカフェでは、アンドロメダエチオピアコーヒーの他に、ソフトクリームやパフェ、ソワメームのグルテンフリーのケーキや焼き菓子を召し上がっていただけますし、抹茶も楽しんでいただくことができますので、外国人の方も多く訪れておられます。コーヒーはもちろん、カプチーノエスプレッソも大変美味しいです。お店の前は細い石畳で外国人観光客の方が着物を着て歩いたり、、人力車に乗っておられたりします。また、和装の結婚式をなさる方がいろいろなシーンで写真を撮っておられる場面に遭遇することもあります。